稟議書は、融資というドラマを
ハッピーエンドに導くシナリオ

大きな融資案件は、支店で作成した稟議書類をもとに、本部の審査担当部門が融資を決定するのが通常の流れです。
渉外担当が相談を受けた案件は担当者も稟議書を作成しますし、私たち融資担当も審査をしたうえで稟議書を作成します。これらすべてが本部に渡り、そこで最終的な審査が行われるのですが、支店でつくる稟議書はいわばハッピーエンドのドラマを実現するシナリオのようなもの。融資実行という、お客さまの願いを形にするのに欠かせない役割を担っています。
会社の業績やこれまでの融資額、返済状況など定量的な情報から、経営者の人柄や信頼性など定性的な情報も合わせて記載することで、私たち支店は審査部署に熱い思いを伝えているのです。

以前、私が担当した案件は総貸出残高実績を超えることになり大きく難航しました。
しかし、事業の安定性や返済の確実性、長年のお取引実績などを根拠に熱い稟議書を作成し、新たに数億円もの融資を実行へと結びつけることができました。
この時はやり遂げた充実感を味わうとともに、お客さまのさらなる事業成長に貢献できたと感じとても嬉しかったですね。